オーダースーツのジャケットの裏仕様(総裏・背抜き・アンコン)

麻布十番駅徒歩1分のオーダースーツIKSTILE(イクスティレ)の大竹です。豊富な生地の知識、個性を活かすイメージ提案で、あなたの理想の姿・あなたらしいスタイルの確立のお手伝いをします。

ジャケットの裏仕様(総裏・背抜き・アンコン)

今日は「裏地の総裏・背抜き・アンコンってどう違いますか?」

というお客様からよくいただく質問に答えさせていただきます。

総裏

総裏仕様

総裏とは裏地が全面に張られた仕様のことです。

日常生活で擦られたり摩耗する部分が全て裏地でカバーされていて耐久性に優れ、最も長持ちする仕様です。

背抜き

背抜き仕様

背抜きは、文字通り背中部分のみ裏地を抜いた仕様のことです。

通気性を優先し、ジャケット内の湿気・ムレを外に逃がす春夏向きの仕様です。

背中部分以外は裏地が施されているので、耐久性も総裏とさほど変わりません。

涼しさと同時に軽さも備わるので、暑がりな方に特にお薦めです。

アンコン

アンコン仕様

裏地を完全に抜いて、涼しさや軽さ、柔らかさを最優先させた仕様です。

どちらかというとスーツよりも単品ジャケットで使われる仕様で、背抜きよりさらに軽く、涼しいです。

裏地がなく、シャツとジャケットの内側が擦れることになるため、総裏・背抜きに比べて耐久性は劣りますが、素材の軽さや風合い、ストレッチ性を直接感じられるので着心地が良いです。

袖を通す際の摩擦を考慮し、IKSTILE(イクスティレ)ではアンコンでも袖の裏は裏地をお付けしております。

アンコン仕様 ¥5,000(税抜)〜、袖裏ナシ仕様¥4,000(税抜)

バイカラー(総裏)

バイカラー裏地仕様

オーダーメイドならではの裏地で2つの色柄を楽しめるバイカラー裏地という仕様です。

当サロンで日本で唯一と言える仕様で、内側をチラッと見た人はこのオリジナリティに驚くこと間違いなし。

無地でもバイカラーだとグッと存在感が増します。

バイカラー裏地仕様 ¥12,000(税抜)〜

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