機能性のセットアップのデメリット!?
麻布十番駅徒歩1分のオーダースーツIKSTILE(イクスティレ)の大竹です。豊富な生地の知識、的確な体型補正、個性を活かすイメージ提案で、あなたの理想の姿・あなたらしいスタイルの確立のお手伝いをします。

先日のブログでセットアップをご紹介しましたが、何事もメリットがあればデメリットがあります。
今日はセットアップのデメリットに触れたいと思います。
ちなみに当店ではスーツよりもカジュアルなジャケット×パンツの組み合わせを“セットアップ“と呼んでいます。
セットアップのデメリット
セットアップのデメリットは主に以下の3つです。
- 高級感がない(チープに見える)
- タイドアップに合わない
- 経年劣化する
高級感がない(チープに見える)
セットアップは副資材(毛芯、垂れ綿、裏地など)を省いて簡略化しより軽くするため、ペラペラしやすく、スーツに比べて高級感に欠けます。
乱暴に言うとチープに見えやすいということです。
ウール100%のセットアップも中にはありますが、既製品のほとんどはポリエステル製で、ポリエステルのセットアップは独特のギラギラした光沢があり、これが下品に見えることもあります。
スーツは威厳や品格を表し、ピシッとした気持ちや自分のスイッチが入る戦闘服ですが、セットアップは機能や楽さを優先するため、ドレス感や品格は損なわれます。
タイドアップに合わない
上記の高級感がないところから派生して、セットアップをタイドアップで着こなすと合わせによってはバランスが悪くなります。
形式美が整ったスーツスタイルと比べてセットアップはカジュアルすぎるので、ネクタイとの相性はあまり良くないです。
経年劣化する
上記したように、セットアップの多くは素材がポリエステルでできています。ウォッシャブルやイージーケアにはポリエステルが適しているからです。
しかしポリエステルはウールと違って経年とともに劣化します。
つまり“良いものを長く着る“ではなく、初期投資としては安いけど、ダメになるのをわかった上でする買い物です。
どれくらいで劣化するかはその人の着用具合で変わるので一概に言えませんが、天然繊維に比べるとくたびれた感じになるのが早いです。
セットアップもオーダーに勝るものはありません
今日の3つのことを知った上で買い物をすることで、満足度やコスパが上がると思います。
参考になれば幸いです。

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今回ご紹介したオーダーセットアップの生地や色味はほんの一部になります。セットアップのオーダーを検討している方は下見だけも歓迎なので、どうぞ生地を見にいらしてください。
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