抜群のハリコシで強度と立体感に優れるKynoch(カイノック)
麻布十番駅徒歩1分のオーダースーツIKSTILE(イクスティレ)の大竹です。豊富な生地の知識、個性を活かすイメージ提案で、あなたの理想の姿・あなたらしいスタイルの確立のお手伝いをします。
Kynoch(カイノック)とは
カイノックは1788年創業のスコットランドの老舗で、ヘリテージツイストと呼ばれる生地が代表的です。
スコットランドで作られているだけあってカントリー調で、英国生地と比べてもヘビーウェイトで非常に堅牢で丈夫です。
打ち込みがしっかりとしていてハリコシのある生地で、仕立て映えする立体感と武骨さを感じる風格があります。
極端に例えると
エルメネジルド・ゼニアやロロ・ピアーナなどの細い原毛の高級スーツが「カーディガン」、
カイノックのヘリテージツイストや英国のヘビーウェイトの生地は「鎧」です。
カイノックの生地は艶は抑えられてマットな表情ですが、しっかりとした目付(重さ)の分、衿のロールの立ち上がりが抜群に綺麗です。
Kynoch(カイノック)ヘリテージツイストの型崩れしない堅牢性
長年の着用にも型崩れしない重厚感と堅牢性がカイノックの最大の魅力で、特に秋冬にはピッタリです。
触るとわかるのですがカイノックのヘリテージツイストは395g/mとヘビーウェイトでコート並みの重厚感があります。
例えば英国生地のハリソンズはフロンティアで300g/m、カノニコのフランネルで360g/mのウェイトです。
丈夫さやシワに強いスーツをお探しの方は生地のウェイトは1つの大事な指標になると思います。
面白いのはドラゴのスカイフォールと全く同じ395gという目付ですが、触り心地が質感や全く違い、正反対の生地と言ってもいいかもしれません。
耐久性・堅牢性はイタリア生地との大きな違いで、
基本的にイタリア生地は縦糸が単糸で柔らかく、肩に吸い付くような着心地で艶感もあるが、生地の耐久性は低いです。
イギリス生地は撚りが強く、縦糸・緯糸ともに双糸でハリ・コシがあるため、シワに強く丈夫です。
スーツの丈夫さは値段ではなく、糸の作り方や生地の織られ方で決まります。
カイノックは原毛から太く36番手双糸の厚みある生地なので、強度があります。
先ほどカイノックのスーツを鎧と表現しましたが、まさに多少の摩耗やクリーニングでも傷まないしっかり感があり、デリケートな生地は気を使い過ぎて扱いにくいという方にピッタリです。
Kynoch(カイノック)の自然と調和する優しい色合い
カイノックのヘリテージツイストのもう1つの特徴が、多色使いされた杢糸(もくいと)から生地が織り上げられることで、独特な色合いが出ます。
よ〜く見てみてください。
ブラウンのヘリンボーンにオレンジとブルーの色がストライプ状に入っています。
ツイードをイメージしてもらうとわかるのですが、カントリーテイストは温かみを感じる色合いで、豊かな自然と調和するように作られています。
このヴィンテージ感がある、さりげない優しい色合いがカイノックの楽しみの1つです。
スーツの基本はグレー・ネイビーと言われ、その次の選択肢としてブラウンがオススメです。
カイノックなら奇をてらった色柄はなく、落ち着いた馴染みやすい展開なので、どんな生地を選んでもトレンドや流行に関係なく長く着用いただけます。
これもカイノックの魅力ですね。
より英国の気分を楽しむため、チェンジポケットを提案させていただきました。(向かって左のポケットの上の小さなポケット)
周囲と被らない、丈夫で立体感のあるオーダースーツを選びたい方にピッタリです。
カイノック 2Pスーツ ¥124,000(税抜)〜 3Pスーツ ¥156,000(税抜)〜
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